岐阜・愛知旅行

大河ドラマ「葵」ゆかりの地をたずねて〜愛知・岐阜の旅〜
(2000.3.10〜2000.3.12)



午前6時頃起床。

バス

バス、やっぱりいいですなぁ。
長浜旅行記」にも書きましたが、旅行に行く前のバスっていうのは、
微妙な緊張感があって好きです。
仕事場へ向かう人たちの緊張感が伝わってくるのと、
自分自身の見ず知らずの土地へ向かうことに対する緊張感が合わさって、
なんとも言えない緊張感です。(笑)

JR

この辺の感覚も「長浜旅行」で書いたのとほぼ同じです。
JRに乗るの生涯でようやく10回目くらい・・・。
まだまだ、シロートです。

JR川西池田から乗って、JR尼崎で乗り換え。
尼で7時40分発の新快速米原行きを待っていると、駅員が、
「明日からの時刻表ご入り用の方はお申し出下さい」
っていいながら、時刻表配ってるんですよ。
で、僕ももらって見てみると確かに、「平成12年3月11日改正」って、
書いてあるんですよ。
「ああ、ということは、尼崎からこの時刻に発車するこの電車は、
 今日が最後なんだな」
と、なんとも言えない心境でした。

あと、どうでもいいことをふたつみっつ。

一つ目、東へ向かう電車なのに、やっぱり「次は、英賀保」ってでてました。
どうやら、尼崎7時40分発の米原行きは、「次は英賀保」ってのが好きなようです。
長浜旅行の時も、同じ電車だったので。)

滋賀の野洲辺りから、雪が積もりだしてたんですよ。
で、どんどん雪深くなって行くんですわ。
一瞬、「これからスキーに行くんや」って感じに錯覚しちゃって、
「ウェア持ったっけ?」って、一瞬不安になりました。
持っとるはずないっちゅうに!!
これから向かうのは、愛知県です、お間違えなきよう・・・。

二つ目。これも雪がらみ。
米原で乗り換えて、すぐくらいかな。
新幹線のレール上でスプリンクラーが回ってました。
雪を溶かすためなんでしょうが、あんなの見たの初めてで。
スプリンクラーの水が逆に凍ったりしないのかなとか思いました。

三つ目。大垣で乗り換えになったんですが、
駅のホームと電車の乗り口、えらい段差なんですよ。
50センチくらいの段差で。(そんな無いかなぁ)
「おお、雪国や!」
って変に感心しました。(笑) (なんでも雪のせいにしてます)

あ、後もう一つ。
大垣駅のトイレ。
駅のホームの端っこにあるんですよ。(珍しくも何ともないんですが)
けど、その時は、
「おお、昔の能勢口みたいや!」
って、感動しちゃいまして。(笑)
その感動が忘れられずに、ここに書いてます。

関ヶ原

今からちょうど400年前、ここで天下分け目の戦いがありました。
あまりに有名ですので、説明する必要もないかも知れませんが・・・。
ちょうど合戦から400年ということと、NHK大河ドラマ「葵」の序盤の
ハイライトを飾る地ということも重なって、現地ではかなり本格的に、
観光事業がされています。行くなら今ですね!!!!(笑)

駅に着くと、改札口のすぐ前に「関ヶ原観光案内所」があるので、
そこで、観光地とか道順を聞けばいいと思います。割引券とかもくれますし。
道は全般的に平坦ですので、レンタルサイクリングがいいかも。
車で行くのもいいと思います。ほとんど無料駐車場でしたし。
ただ、後で書きますが「島津義弘の陣跡」とかは、路地の奥にありますので、
多少不便が付きまとうかも知れません。
僕が行ったときは、あいにくの雪で、とてもチャリ(ケッタ!?)なんかに
乗れるような状況ではありませんでした・・・。
ま、歩いてでも充分まわれる距離に観光地がありますので、
散歩がてら関ヶ原を楽しむのもいいと思います。

  • 東首塚 (関ヶ原駅から東へ徒歩で5分ほど。駅前から見えてます。)

  • 関ヶ原で敗北した武将たちの首を祀ったのがここだそうです。
    小さな神社っていう感じ。(実際、神社なのかも知れない)
    うーん、これといって特筆すべきことはないです・・・。
    朱塗りの門が立派でした。

    僕が訪れたのが、平日だったということもあって、誰もいませんでした。
    しかも、先述のように大雪で・・・。
    ズボッ、ズボッって、足が雪の中に入っちゃって。
    誰も見てないからいいや、ってことで裾をまくり上げて歩きました。
    そうでもしないと、ズボンがビショビショになってまうし・・・。
    靴が濡れるのは、しゃーないわ、とあきらめました。

  • 関ヶ原町歴史民俗資料館 (東首塚から北へ徒歩5分くらい。)

  • 大河ドラマのおかげで、「関ヶ原合戦特別展」が開催されてました。(〜12/27)
    一般大人310円、小人(中学生以下)150円。
    観光案内所で優待券を使うと、大人200円になりました。
    駐車場無料(のはず。横に公民館らしき建物があって、そこにも停められそうですし)

    関ヶ原合戦の進行状況が、表示されるパネルみたいなのがあって、
    時間の経過をおって部隊の位置とか進路とかが分かりやすくなってました。
    印象に残ってるのが、島津隊による中央突破の説明です。
    鋒矢の陣形から、先鋒、後詰めが入れ替わって君主を安全に退却させる。

    バリ渋い!!!!!!
    僕、中央突破って、先鋒−後詰めの順番は変わらずに、
    先鋒が先に通路を切り開いて、そのままの隊形のまま逃げたんだと思ってたんですよ。
    それが実は、先鋒が殿軍となっていたとは!!
    やっぱ、思い込みってダメですね。いい勉強させてもらいました。

    展示場2階では、大河ドラマ「葵」の収録風景が放映されてました。
    「使い番」が、馬に乗って指示を伝えに来る、っていう場面があるんですが、
    馬がうまく期待通りの所に止まってくれなくて何度も取り直した、ていうような
    ロケの裏側がかいま見られてよかったです。(嬉)

    あと、ハイビジョン室ってのがあって、そこでは小和田哲郎による関ヶ原合戦の
    説明がテレビで流れてました。

  • 徳川家康の床几場 (歴史民族博物館から西へ徒歩1分くらい。)

  • 神社の境内の中にありました。(なに神社か忘れた。)
    方形の土塁が築かれていてなんかえらそうな雰囲気でした。(笑)
    ただ、後世の土地の領主が築いたものらしくて、関ヶ原合戦当時は、
    おそらく陣幕があっただけなんだろうな、っていう感じはしました。
    あと、土塁の切れ目(出入り口)も、南に向かってて、
    石田三成が布陣している場所の方(北西)を向いていないのも、多少気になったり。
    「君主、北面せず」
    なのかなぁ・・・?(その辺、よく分かりません)


    山梨旅行  愛媛旅行  中国旅行   山口旅行  長浜日帰り旅行
      岐阜・愛知旅行  猪名川町案内

    観光協会へ
    町内へもどる