午前6時起床。
バス バスはいい。特に、通勤時間のバスは言うことなし。 なんか、空気が緊張してて、夏休みのだれた気持ちが引き締まる感じがします。 通学6年間で、体が覚えてしまっているというか。 ここ2年ほど、通勤時間帯にバスに乗ることが少ないのに、 この時間帯のバスに乗ると、いい緊張感がえられて楽しいです。 本も読めるし。 読み疲れたら、寝てたらいいし。(笑) 人の動きで、終点のバスターミナルについたことも分かるし。 第一、乗り過ごしがないのが大きい。(笑) って、旅行に全然関係ありませんが・・・。 通学でバスを使うことの無くなった僕にとって、 通勤時間帯のバスに乗るってこと自体が、ある意味日常とかけ離れてて、旅行なもので。 ちゅうわけで、川西に到着。ずーっと景色、見てました。(見慣れてるのに) JR JRは、僕の生活空間にはありません。だから、僕はJRに乗ると完全にお客さんです。 駅で、長浜まで切符買おうとすると、自動券売機にぴったりの額入れてるのに ボタンが表示されない・・・。 2210円は、もはや遠距離切符のようです。(笑) 仕方がないので、1110円で京都までの切符を購入。 乗り越し精算にかける。(笑) ちゅうか、通勤ラッシュ。 「お客さん」なので、ラッシュは辛い。 乗換駅(尼崎)で、ちゃんと降りられるか、かなり不安やったちゅうねん! あんなんで、毎日通勤してる人ってほんま偉いと思います。 尼で新快速に乗り換え。 当然の如く混んでる。 「長浜までずーーっと立ちっぱなしやったらどうしよ?」 って、かなり不安感じました。 結局、大阪で座れたからよかったけど。 大阪はすごい。 乗ってた人の8割方が降りて、同じだけ乗って来るもん。 動的均衡ってやつですね。 ラッシュは、京都(大津かな?)くらいまで続く。 滋賀に入ってから、既にHPにアップする内容を考え出す。 (今ここに書いてる内容は、電車の中で考えたものです。) 彦根は、姫路ですね。イメージが。 城下町として発展してるし、JRの駅も大きかったし。 小型版の姫路っていう感じ。 あと、たぶん家からの距離も似たようなもんなんでしょう。 なんか、JRで同じくらい時間がかかりそう。(川西池田から) ただそれだけで、彦根は姫路と認定しました。(笑) あと、JRハプニングは、米原を出たあと電光掲示板が、 「次は、英賀保」 って、表記したことくらいでしょうか。 英賀保って、それこそ姫路の方ちゃうん?(笑) ちなみに、乗客の一人が、その連れに対して、 「あれって、なんて読むん?」 って聞いてました。その答えが、 「えいがほ・・・」 ま、好きに読んでくれたらいいねんけどね。(笑) 以上、JRつれづれ日記でした。(おわり) 長浜城 秀吉が、近江制圧の功によってこの地を拝領し、「今浜」を改め、「長浜」としました。その時、築いたのがこのお城。 といっても、徳川の治世に一国一城制により取り壊されて、 現存してるのは、昭和58年に立て直されたお城です。 中に入ってみて、びっくりしました。 車椅子用のエレベーターが入り口に備えてあるんですよ。 しかも中は、完全に観光用やし。 その名も「長浜城歴史博物館」 城の外観をした、博物館なわけです。 単純に博物館としては結構よくできてました。 長浜の縄文・弥生時代に始まり、古墳時代、ちょっと時代が下って、 浅井氏統治下〜戦国時代、鉄砲生産、そして地元出身の芸術家 小堀遠州について と、長浜の歴史を一通り見て回ることができます。 特に、鉄砲に関しての展示は、よかったと思います。 さすが、国友の鉄砲って感じで。(笑) どうでもいいんですが、小堀遠州が亡くなった日が、僕の誕生日です。(笑) 年号は全然違いますけど・・・。 中学生時代に、この人について調べたので、何か他人って気がしませんでした。 城の天守は、展望台になっていて、長浜市の全景と琵琶湖が眺められます。 ちょっと、かすんでて琵琶湖の対岸は見えませんでしたが、普段は見えるとのこと。 琵琶湖からの風が気持ちよかったです。 長浜城の周りにある豊公公園もなかなか。 季節は、春がベストとのこと。桜がきれいみたいです。 僕としては、砂浜の琵琶湖畔が楽しめるってだけで、良いんですが。 アオコも発生してましたし。(笑) 公園内の豊臣秀吉像を拝見。 っていうか、案内板くらい書けよ。長浜市。 ある意味、探り当てたやつしか見られへんやん。 いずれにしても、のんびりと観光できるスポットです。 人も少なかったし。それでいて、整備されてる。言うことなし!! 鳥喜多 長浜城で時間食い過ぎた(2時間以上も粘ったみたい)ので、予定を変更?して、昼食を食べる。 JR長浜駅東口から降りて、駅前通りを歩くこと5分。 北国海道との交差点にあります。 親子丼が店の看板らしいです。 普段、親子丼食べないんですが、この日は食べてみました。 結構うまい。 テレビとかでも紹介されたことがあるそうです。 というか、客の入れ替わりがすごい。 どんどんどんどん、切れ目無くお客さんがやってくるんですよ。 店の席100%フル利用って感じです。(笑) お奨めのお店ですね。(笑) 親子丼 550円。カツ丼550円。きつねうどん350円。 ↑これだけしか、覚えてません。定休日は火曜日。 長浜市立図書館 観光地ちゃうやん。(笑)っていうか、時間待ちと長浜方言を研究するために。(笑) 館内は静かで、方言関係の本もそろっていたので気に入りました。 ガイド役をお願いしたN君としばし議論。(笑) 一通り、方言を披露し遭った後、出発。 路地 あかん、なんて言うのかわからん。長浜のこと書いた観光案内には必ず出てくる路地なんですが。 ガス灯のある路地。 長浜城に次ぐ、今回の旅の目的地の一つでした。 明治の情緒を残した感じです。(勝手な解釈) ただ、生活感があふれてるのも事実。 イメージは萩かなぁ?(笑) 民家の中に、明治時代の志士たちの遺物があったりっていうような。 ま、一度は見ておくべきところですね。 山倉 国指定無形重要民俗文化財「曳山祭り」に使われる、山車がしまってあるところ。長浜市の中に13個あるらしいです。 曳山祭りが見られるのは、毎年4/13〜16日のようです。 船坂塀 由来は知りません。(情けない)昔、船着き場が近くにあって、その関係の建物なんでしょうね。 今は、琵琶湖の埋め立てが進んで、湖水はかなり遠くになっちゃいましたが。 これといって、感じる物は無いんですが。 ま、昔の町並みを感じることができるってところですね。 長浜旧駅舎 日本で現存する最古の駅舎だそうです。長浜は琵琶湖の水運を利用するため古くから鉄道が敷かれ、 横浜ー新橋、神戸ー大阪に次ぐ古さを誇っています。 展示館の中では、昔の駅の待合室とか、荷物室などが見て回れ(一階)、 二階では、JRの歴史を見ることができます。 鉄道に詳しい人なら、絶対楽しめます。 僕は、全然電車のこと知らないんですが、そこそこおもしろかったですもん。 入館料も100円と安いので一度入ってみられてはいかがですか? もうすぐ、駅舎保存館、みたいなのが新しく作られるそうなので、 それが完成してから、長浜を訪れてみるのもいいかも知れません。 慶雲館 かつて、天皇がこの地を訪れたときに、その宿舎として作られたのがこの慶雲館です。 勝手に庭園に入って見学できるため、自由に楽しめます。 日本庭園が楽しめますね。 ま、それだけなんですが。 建物の中には入れないみたいなのですが、 僕らが行ったときには中で、お茶(お酒?)をのんで、 盛り上がってらっしゃいましたが・・・。 それを横目に、庭園を一周。 上に書いた長浜旧駅舎の目の前にあるので、二つセットでご観光下さい。 黒壁スクウェァー この旅の大きなテーマの一つでした。駅前通りから、北国海道で左折。 ずらっと古い(古く見せてる)町並みが現れます。 たった十年で、ガラス製品をブランドとして築き上げた黒壁の商店街です。 急に、観光客の数が増えた気がします。 流行りすぎ、流行りすぎ。 店内の陳列方法とか、女性の意見が入っているらしい。 というか、女性がすべて運営してる見たいです。 ガラスという扱っている商品の質もあるんでしょうが、 店内の客は、8割方が女の人。店員は100%女性。 見て回ってるうちに、お金の価値観が無くなっていくのが分かります。 ついつい、みんな買っちゃうんでしょうね。(笑) やっぱ、すごいと思うのは、元々ガラス産業なんて無かった長浜に、 新たに産業として持ってきて、それが観光客に受けるまでになってるってことですね。 余談ですが、実は「三田焼き」(ハミルトニアン参照)のアイデアの 原点のひとつがこの黒壁なんですよ。もう一つはもみじ饅頭。(笑) 話がそれちゃいましたが・・・。 で、黒壁のすごいところは、ガラスの成功だけでなく、 それを商店街の発展へと持っていったところなんですね。 つまり、下火になっていた商店街を活性化するために、 黒壁系列といった感じで、店の改装(歴史風の建物に)したり、 観光マップに紹介したりと。 おかげで、黒壁の手が入っている商店街はかなりの活気がありました。 次に書く、大通寺表参道商店街との差が歴然としていました。 大通寺表参道商店街 アーケードで完全にふさがれた大手門商店街(黒壁の商店街)に対して、大通寺商店街は、大通寺の門を大事にしようとあえて アーケードを取り払ったそうです。 また、景観保全のために、電柱を極力道の端へどけて、すっきりとしました。 しかし、努力の割に、大手門商店街と比べ、客足は相当少なく、 閑散としていました。 僕の感覚では、「このお店なんて、お客が入っててもおかしくないのに」 ってのが、いくつもあるんですが、黒壁にほとんど持って行かれた感じ。 やはり、従来の町並み保存型商店街では、 太刀打ちできないということなのでしょうか?(卒論のテーマになりそう) 僕としては、売ってる物も別に悪くないし、頑張ってほしいです。 がんばれ!!表参道商店街!! おまけ 長浜タワー そんなんあるん?って思うでしょ?(笑)あるんですよ。長浜タワー。 世界でもっとも小さなタワーです。 ビルの上に立ってました。 駅前通りから見えます。 変なビルのオーナーが、「長浜にもタワーがあってもいいじゃないか」 ってことで、自分のビルの屋上に作ったらしいです。 意外なところ衝かれて、笑っちゃいました。 写真に撮ろうかと思ったけど、やめました。 帰りのJR 雨降ってるのに、窓開けてるやつがおってん。かなりの速度で電車走ってるから、そいつには雨かからずに、 進行方向、そいつの後ろ(2つ後ろ)に座ってる僕に雨がかかるんですわ。 僕の前に座ってる女子学生にも雨がかかったみたいで、 車掌に文句言ってくれて、その窓開けてたおばちゃんも、 車掌に言われて渋々窓を閉めてくれました。 「さすが、えらい!!女子高生。」 って、話が終わるはずやってんけど、実はそこで終わらずに。 女子高生同士の話。 女子高生「へぇ、JRって、窓あくんや。知らんかった。」 女子高生の友達1「今度開けてみよ〜」 女子高生の友達2「開けて、顔出すんちゃうん?」 おい、おまえら、普段通学でJR乗ってるのに、そんなんも知らんのか? しかも、「顔出す」って・・・。 あほやろ、おまえら。 読んでた本を握りしめて、笑いをこらえるのに必死でした。 漫才は他でやってくれ。 その後、疲れて寝ちゃいました。京都駅まで記憶が途絶えます。 本読んでるうちに、尼崎駅へ。乗り換え。 駆け込み乗車で、「普通新三田行き」へ乗る。(聞き慣れた名前) ラッシュでちょっとしんどかったです。 ただ、その疲れを忘れさせてくれるできごとが、川西池田駅で。 川西池田駅は、快速の待合い駅なんですよ。 だから、早く家に帰りたい人はみんな乗り換えるんですわ。 で、みんなが乗り換えのために白線の内側に並んだ途端。 場内アナウンスが。 「広野駅周辺の信号機、故障のため、快速新三田行きは運行を取りやめました。 快速をお待ちのみなさまは、停車中の普通新三田行きをご利用下さい。」 おそらく、普通電車では座っててわざわざ快速へ乗り換えるために 席をたったんでしょうね、 一人のおっさんが、「バカヤローー」って叫んでました。 お疲れさまです。 なんか、勢いだけで書いちゃいました。 推敲も何もせずにアップします。 ご意見、ご感想、お待ちしております。(笑) |