燃費のはかり方
燃費を測定するときは、リッター・メートル法(名前あってたかなぁ?)を
用いると計算しやすくて便利です。名前は難しいですが、中身は当たり前のことで、
給油の際に、トリップメーターをゼロにして、次回の給油までに走った距離と、
その時の給油で入れたガソリンの量で割ってやれば、いいだけのものです。
毎回の給油の際に、ちょっと注意を払うだけで、かなりの成果を上げられる方法です。
また、毎回データを取ることによって、車のコンディションの変化なども
早い時期に察知することができ、安全なドライブ生活を送ることができます。
エンジンふかし過ぎてませんか?
車の燃費を考えるとき、もっとも深く関係してくるのが、急発進・急加速または、
空ぶかしなどの、必要もなくエンジンの回転数を上げることなのです。
車の速度が、充分な速度に達したのなら、アクセルの踏み込みをゆるめ、
速度を一定に保ち、安定走行をすれば燃費は向上することでしょう。
また、止まるときにエンジンブレーキを使いながらスピードを緩めていくと
その間は、ガソリンの供給が一部カットされますので、ガソリンの消費を
押さえることができると言えるでしょう。
(ただ、エンジンブレーキはフットブレーキに比べて、制動力が弱いので、
緊急時には、エンジンブレーキだけでは間に合わない場合もあります。
あくまでも、周囲の安全に気を配りながら、燃費の向上を目指して下さい。)
タイヤの空気圧をチェックしましょう
燃費を考えるとき、意外と忘れられがちなのがこのタイヤの空気圧です。
運転席側のドアの内側(なんて言うんやろ、あこ)等に、メーカの指定圧が
表記されているはずです。ベストは、毎月一回、給油の際に、ガソリンスタンドで
タイヤの空気圧をチェックしてもらいましょう。(無料ですし)
タイヤの偏摩耗も防ぎますし、タイヤのパンクなどの早期発見にもつながり、
事故防止に役立ちます。
エンジンオイル交換してますか?
エンジンオイル、定期的に交換されていられるでしょうか?
エンジンオイルは、車の血液です。もしこれが汚れてしまうと、エンジン内の
潤滑が悪くなり、燃費も悪化しますし、エンジン自体の劣化をも早めてしまいます。
交換時期ですが、だいたい5000kmもしくは、6ヶ月で早いほうの時期に
交換するのがベストであると言われています。エンジンオイルは、走らなくても、
劣化していくものなので、走行距離が1000kmに満たないからといって、
2年も3年もほっといては、エンジンオイル本来の役割を果たしてくれません。
また、新車時においては、3000kmを目安に交換が薦められています。
新車の段階では、エンジン内の部品同士のかみ合わせが、完全でないために、
金属粉が出ますので、早い段階で交換してあげるべきでしょう。
(その方が、車も長持ちしますし。) (1999/5/6)
実験したところ、エンジンオイル交換前は平均燃費14.52km、
標準偏差0.896kmであったのが、エンジンオイル交換後は
平均16.00kmになりました。
これは、「有意な差」と考えることができ、エンジンオイルによる燃費向上は、
一応、証明されたことになります。(1999/5/21付け足し分)
たまには、外の空気もいいですよ
クーラーの話です。燃費だけを考えると、クーラーは論外ですねぇ。
馬力のかなりの部分を、クーラーに食われちゃいますから・・・。特に軽自動車は。
馬力が出ないから、余計にアクセルを踏み込んじゃって、燃費は悪くなる一方・・・。
確かに、蒸し暑い日本の夏。
クーラーかけるなとは言えませんもんねぇ・・・。(笑)
ただ、郊外などを走るとき(渋滞の心配のないとき)は、窓を開けて走ると、
風が入ってきて意外と暑くないもんですよ。(経験者、語る)
荷物積みすぎていませんか?
「車が運んでくれるから」と、ついついいらない荷物まで積んで走ってしまうことがあります。
しかし、重たい荷物を運ぶときの負担は、人も車も同じこと。
見えないところで、ガソリンを消耗してるわけですね。
あるデータによれば、10kgの荷物を余分に積んで50km走ると、約20ccのガソリンを
余分に消費するようです。
旅行などで遠出するときは、特に荷物の選別に注意しましょう。
実測燃費
ジムニーの燃費 | スズキ・ジムニーの燃費。町民が測定しました。 |
Keiの燃費 | スズキ・Keiの燃費。Hirasakaくんが測定しました。 |
参考リンク